こちらのページではプリザーブドフラワーの特性や保管上の注意点などのご案内をしております。
大切なご挙式のブーケを安心してお任せいただくために、ぜひこちらのページの一読をお願いいたします。
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは、生花に特殊な加工を施し、半年~数年は生花さながらの状態を楽しめるお花のことです。
(保存方法やまわりの環境、またメーカーや色によっても楽しめる期間は変わってきます)
生花のように瑞々しくソフトな質感を持ちながらも、水やりなどの手間がなく長い間美しい花姿をお楽しみいただけることから、近年ブライダルブーケとしても人気が高まっています。
プリザーブドフラワーは本来のお花の色ではなく着色を施しておりますので、生花にはない鮮やかなブルーやブラックなどの色を楽しむことができるのも魅力です。
特にサムシングブルーとして要望の多いブルーのバラは、プリザーブドフラワーならでは!
当店でもブルーのバラを使ったブーケは人気です。
染料は食用の着色料など人体に安全な成分でできておりますが、小さなお子様やペットが誤って口に入れてしまわないようお気をつけください。
また、プリザーブドフラワーは生花を加工したものです。
生産時期によってお花の大きさやお色が若干変わってくることもございますが、生花加工品という特性上どうぞご了承くださいませ。
お使いのブラウザによっては、実際とは多少違ったお色に見える場合がございますが、こちらも予めご了承の上でのご注文をお願いいたします。
プリザーブドフラワーブーケのメリット
プリザーブドフラワーブーケはとても軽くて持ちやすいのがメリット。
生花ブーケは水を必要としますので、どうしても重さが出てしまいます。
慣れないドレスを着た状態で重さのあるブーケを持って歩くのは想像以上に大変!
プリザーブドフラワーのブーケでしたらそういった心配もありません。
2.何回も使用が可能
プリザーブドフラワーのブーケは保存がききますので、前撮りのある花嫁さまや
海外・リゾート挙式の花嫁さまにも人気です。
1つのブーケで何回も使用が可能ですので、費用を抑えることにもつながります。
3. 使用後もそのまま手元に残せる
生花ブーケは挙式当日だけのものですので、思い出に残そうと思うと押し花加工やドライ加工等が必要となります。
当然費用もその分かかってしまいます。
プリザーブドブーケはご挙式後もそのままインテリアとして飾ることができますので、手間要らずでとっても楽。
ブーケを見る度に楽しかったお式のことが思い出されます。
ブーケに使用したお花をフォトフレームなどに再アレンジして飾る花嫁さまもいらっしゃいます。
>>ブーケのアフター加工について
4. 色合い
プリザーブドフラワーは元々のお花の色ではなく、着色を施しております。
そのため生花にはない鮮やかなブルーやブラックなどの色を楽しめるのが魅力。
特に淡い水色や濃いブルーのバラはプリザーブドフラワーならではの色合いですので、サムシングブルーとして花嫁さまに人気です。
5.デザインの幅広さ
リボンやチュール、フェザーなどといった異素材との組み合わせはプリザーブドフラワーならではのデザインです。
花びらにスワロフスキーを付けてキラキラさせたり、流れるパールガーランドでエレガントさを出したり…
葉物を多用することで生花のような雰囲気のブーケにすることも可能です。
様々なデザインを楽しむことができるのもプリザーブドブーケの魅力です。
プリザーブドフラワーの注意点
1.色移り
プリザーブドフラワーは着色を施しておりますので、濃い色のお花と薄い色のお花が隣同士ですと、触れている部分から色移りしてしまいます。
特に濃い赤と白などの場合は色移りが目立ちやすいです。
できるだけ色移りのしないようなデザインをご提案させて頂きますが、ご希望のブーケのデザインによっては多少色移りしてしまう場合もございます。
プリザーブドフラワーの性質上予めご了承くださいませ。
2.繊細さ
プリザーブドフラワーは生花を加工したものですので、造花とは違いとても繊細です。
花びらの先端を何度も触りますと切れたり破れたりといったことが起こる場合がございますので、お花にはなるべく触れないようにお気を付けくださいませ。
また、ブーケトス用のブーケの作成も可能ですが、お花がつぶれたり壊れたりといった可能性がございますので、当店ではブーケプルズの方をおすすめしております。
3.お花の種類
生花に比べてお花の種類が少ないですが、高品質なアートフラワー(造花)とミックスすることにより、デザインの幅が広がります。
プリザーブドフラワーでは高価なカサブランカやプルメリアなどのお花も、造花を使用することによりお値打ち価格でお作りすることも可能です。
「造花だとなんだか安っぽくなりそう…」と心配される花嫁さまもいらっしゃいますが、触らないと本物と見間違えるほど精巧なものも出回っております。
プリザーブドフラワーとミックスすることでより自然な見た目のブーケにすることが可能ですので、ご希望のお花がプリザーブドでご用意できない場合はぜひ造花の使用もご検討くださいませ。
>>プリザーブドフラワーのお花の種類についてはこちら
4.手直しについて
生花ブーケは打ち合わせから当日までどんなブーケが出来上がるのかを見ることはできませんが、プリザーブドフラワーは事前にブーケを確認することができるのがメリットです。
当店では、制作途中(リボンをおつけする前)の画像を一度花嫁様に確認して頂いてから、お仕上げをしております。
お花の配置の変更・グリーン(葉もの)の増減は一度まででしたら無料で手直しが可能です。
(二度目以降の手直しに関しましては、追加料金を頂戴いたします。また、制作開始後の形・色・サイズなどの大幅な変更は基本的に不可ですが、どうしてもという場合は有料にて承ります)
花嫁様にご納得いただけるまで手直しができる点はメリットですが、何度も手直しを行いますとお花を痛める原因になってしまいます。
ご挙式当日に美しい状態のブーケをお持ちいただくためにも、ご要望はできるだけ打ち合わせの段階でお伺いできればと思います。
プリザーブドフラワーを長く楽しむために
ご挙式後は新居のインテリアとしてお楽しみいただけるプリザーブドフラワー。
取り扱いに気をつけていただくことで、より長くお楽しみいただけるかと思います。
(当店でブーケをご購入された花嫁様には、ブーケと一緒に「プリザーブドフラワーの取り扱い説明書」もお渡ししております)
●生花ではございませんので、水は絶対にあげないでください。色落ちやカビの原因となります。
●直射日光に当てますと退色の原因となりますので、なるべく直接光が当たらないような場所に飾ることをおすすめいたします。
●湿気を嫌いますので、浴室や洗面所など湿度の高い場所へ飾るのはお避け下さい。高温多湿時には染料が表面から染み出て色移りすることがございます。
●乾燥も嫌いますので、エアコンの風などが直接当たらないようにご注意ください。花びらのひび割れの原因となります。
●梅雨時など多湿時には花びらが透明になることがございますが、湿気の少ない場所に移して頂くか、乾燥材(シリカゲル)と一緒に箱などに入れて保管しておきますと2~3日で元に戻ります。透明になったまま長く放置いたしますと、元に戻らなくなってしまいますのでご注意ください。
●特に濃い色は色移りしやすいですので、壁や家具などにお花が直接触れないようにお気をつけくださいませ。